サイエンスカフェin静岡、2013年9月からの予定が決まりました。
(8月はお休みです。)
今回は理学部の教員に加えて、静岡大学防災センターと浜松キャンパスの電子工学研究所の先生にも講演をお願いしました。
ご覧のようにバラエティに富んだ内容になっています。お楽しみに!
第17期 サイエンスカフェin静岡 「お品書き」
(2013年9月〜2014年1月)
2013年
9月12日 第79話 原田賢治 静岡大学防災総合センター
津波、津波災害、津波防災について
津波は、地震や火山活動に伴う海底の隆起沈降運動により発生する水面波動の物理現象です。この津波が社会にもたらす負の影響が津波災害であり、対策として津波防災があります。これらを科学的に考えていきます。
10月31日 第80話 丑丸敬史 静岡大学大学院理学研究科生物科学専攻
老化と寿命はどこからやってくるのか?
全ての生物は老化して寿命を迎えるように運命付けられている。生物はなぜ老いて死ぬのか、その必然性、合目性は?そのしくみは?現代生物学はこれらの問にどこまで迫れているだろうか。その最前線を紹介する。
写真:緑色の細胞はアポトーシスを起こして死んだ酵母細胞
11月21日 第81話 佐藤信一 静岡大学大学院理学研究科物理学専攻
形の不思議
雪の結晶や雷の放電などの複雑な枝分かれ構造、縞模様、螺旋パターンなど、自然が生み出すいろいろな形や模様を、フラクタル(自己相似性)、非平衡、拡散現象をキーワードに、物理学でどこまで理解でき、再現できるかというパターンの科学を紹介します。
12月12日 第82話 和田秀樹 静岡大学大学院理学研究科地球科学専攻
同位体のささやきから知る自然
人は空気や食べ物なしには生きられない。そこには生き物のつながりがある。そのつながりをたどる細い糸、それが同位体なのです。
グラフ:バオバブ樹幹のセルロース炭素の14C濃度の変化を、オーストラリア産の松年輪の変化に合わせた。
2014年
1月30日 第83話 川田善正 静岡大学大学院工学研究科機械工学専攻・電子工学研究所
光でみる -顕微鏡のはなし-
カメラ、望遠鏡、顕微鏡など光をつかって見る装置は、私たちの回りにたくさんあります。その中でも顕微鏡は小さなものを拡大してみる装置です。顕微鏡をつかってどれぐらい小さいものまでみることができるのでしょうか?小さいものをみるための挑戦について紹介します。
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いずれも、これまでと同じ会場、同じ時間帯、同じ趣向です。どうぞお気軽においで下さい。
会場でお待ちしております。
☆会場:B-nest 静岡市産学交流センター(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル6階)
地図はこちら→
http://www.b-nest.jp/map.html
セノバの向かい側、御幸町図書館の入っているビルです。
☆時間:18時〜19時半(開場17時)
17時半ごろから数学科の先生監修による「数学パズル」もやってます!
☆入場無料(無料なのに、なんと茶菓子と飲み物付きですよ。)
☆事前申込不要 直接会場へおいで下さい。
ただし、定員150名を越えた場合は安全上の問題があるため入場をお断りしています。
このため,余分な席取りはお断りしておりますのでご了承ください。
★参加対象 聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者も増えてきました。「科学」と「科学者」に興味を持ってくれて,他のお客様の迷惑にならないように静かに聞いて下さるお子さんは「未来の科学者」として大歓迎です!