お知らせ

　新年最初のサイエンスカフェin静岡は1月28日（木）開催です。
　担当は東北大学からのゲスト、平岡裕章先生。タイトルは「柔らかいトポロジーの穴から眺める世界」で、昨年11月に続き数学の話題になります。
　

　ポスターには次のように載ってますね。
　トポロジーと呼ばれる数学では、コーヒーカップとドーナツは同じ対象と見なされ、「穴」に代表される粗っぽい構造が大切になってきます。トポロジーによって見えてくる科学の世界を紹介します。
　

　トポロジーは日本語にすると位相幾何学、私もよく分からないのでウィキペディアの記述をいくつか張っておきましょう。

・この分野では連続変形（伸ばしたり曲げたりすることはできるが切ったり貼ったりはしない）によって保たれる空間の性質に関心がもたれる。　← これは「メビウスの輪」や「クライインの壺」のイメージかな・・・

・オイラーの「ケーニヒスベルクの七つの橋」の問題および多面体公式がこの分野における最初の定理　← 多面体公式は先週のおちゃのこサイサイサイエンスで解説されてましたね。

・3次元コンピュータグラフィックスにおけるモーフィングはホモトピー変形を利用している。　← 流行の応用分野もあるらしい！

　さて、どういうお話になるのか・・・　どうぞお楽しみに！



　　　★ お 知 ら せ ★　

☆２月はお休みで次回は３月24日開催です。次回の担当は理学部地球科学科の三井雄太先生、「プレート境界地震の発生メカニズム ―2011年東北地震後の進展―」というタイトルで話します。

☆今回で2013年11月から２年以上にわたり店長を務めていた浅芝先生は勇退、３月からは前の理学部長、増田俊明先生（地球科学科教授）が店長を務めます。浅芝先生、お疲れ様でした。増田先生、よろしくお願いします。



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サイエンスカフェin静岡　第103話
2016年1月28日（木）
講師：平岡裕章（東北大学）
演題：柔らかいトポロジーの穴から眺める世界

☆会場： B-nest 静岡市産学交流センター（静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル６階）
　地図はこちら→ http://www.b-nest.jp/map.html
　セノバの向かい側、御幸町図書館の入っているビルです。

☆時間：18時〜19時半（開場17時）

☆入場無料（無料なのに、なんと茶菓子と飲み物付きですよ！）

☆事前申込不要　直接会場へおいで下さい。
　ただし、定員150名を越えた場合は安全上の問題があるため入場をお断りしています。
　このため、余分な席取りはお断りしておりますのでご了承ください。

★参加対象： 聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者、常連さんも増えてきました。「科学」と「科学者」に興味を持っていて他のお客様の迷惑にならないように静かに聞いて下さるお子さんは「未来の科学者」として大歓迎です！