サイエンスカフェin静岡、10月から始まる次シーズン(第69話〜第73話)のラインナップが決まりました。
今回も科学掘削船「ちきゅう」、バイオインフォマティクス、カプセル分子、ヒッグス粒子、そして数学の連続体仮説と話題は盛りだくさんです.お楽しみに!
☆会場:B-nest 静岡市産学交流センター(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル6階)
地図はこちら→クリック
☆時間:18時〜19時半(開場17時)
17時半ごろから数学科の先生監修による「数学パズル」もやってます!
☆入場無料(茶菓子・飲み物をサービスします)
☆事前申込不要 直接会場へおいで下さい。
ただし、定員150名を越えた場合は入場出来ないことがあります。
このため,余分な席取りはお断りしておりますのでご了承ください。
当日の参加状況は当ブログとツイッター にて17時半頃から実況します。
★参加対象 聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者も増えてきました。「科学」と「科学者」に興味を持ってくれて,他のお客様の迷惑にならないように静かに聞いて下さるお子さんは「未来の科学者」として大歓迎です!
第15期 サイエンスカフェin静岡 開催スケジュール
2012年
10月18日(木)
第69話 倉本真一 海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球深部探査センター
「ちきゅう」が明らかにする地球の歴史
奇跡のバランスと称される46億年の地球の歴史は、宇宙の進化の歴史でもあり、また生命の進化の歴史でもあります。その一部は今でも地球内部から取り出す事ができます。それを行うのが世界最高性能の科学掘削船「ちきゅう」です。
11月22日(木)
第70話 石原顕紀 静岡大学理学部生物科学科
ポストゲノム時代のデータマイニング
様々な生物種で全DNA配列が決定されてきています。莫大な配列情報、それに付随する実験データをどう取り扱うか。ヒトの脳で処理することのできない膨大な実験データをヒト寄りに「マイニング」するバイオインフォマティクスの一端について紹介したいと思います。
12月13日(木)
第71話 近藤 満 静岡大学機器分析センター
カプセル分子を用いた有害イオンの除去
過塩素酸イオンや硝酸イオンは乳幼児に対して毒性が高い陰イオンですが、水溶液からの除去が困難なことで知られています。金属イオンと有機化合物から合成されるカプセル分子を利用した、これらの高溶解性陰イオンの新しい除去方法について紹介します。
2013年
1月31日(木)
第72話 青山昭五 静岡大学理学部物理学科
神の粒子ヒッグス
ヒッグス粒子の発見に挑んだヨーロッパ 原子核研究機構(CERN@ジュネーブ)の大型ハドロン衝突加速器(LHC)の実験について現況レポートをします。ヒッグス粒子による素粒子の質量生成の超伝導メカニズムと小林-益川理論のCP対称性の破れを解説します。
2月21日(木)
第73話 依岡輝幸 静岡大学理学部数学科
連続体仮説の過去・現在・未来
「実数はいくつあるのか?」という素朴な疑問から誕生した連続体仮説は数学の公理系から証明も反証もできません。一体どういうことでしょうか? 対角線論法、不完全性定理、強制法など盛りだくさんの内容をお届けします。
Posted by 元サカ at
16:39
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