今週、11月22日(木)のサイエンスカフェin静岡は、
第70話「ポストゲノム時代のデータマイニング」です。
静岡大学理学部生物科学科の石原顕紀先生が担当します。
「様々な生物種で全DNA配列が決定されてきています。莫大な配列情報、それに付随する実験データをどう取り扱うか。ヒトの脳で処理することのできない膨大な実験データをヒト寄りに「マイニング」するバイオインフォマティクスの一端について紹介したいと思います」
おっと、なんだか難しそうだぞ
まず、タイトルにあるゲノムってのは、ある生物のもつ全ての遺伝情報ですよね。遺伝子の研究はどんどん進んでますが、その情報が分かったうえで、次に何をしようかってのが「ポストゲノム」だってのは分かる。
でも、「データマイニング」が分からない・・・
miningを辞書で引くと「採鉱、 採掘、鉱山を掘ること」と出てきますが、「データの採鉱」っていわれても分からない。
で、ググりました・・・ こういう時にはまずウィキペディア。(私はウィキペディアには毎年寄付をしているのです (^-^)エヘン!)
「データマイニング(英語: Data mining)とは、統計学、パターン認識、人工知能等のデータ解析の技法を大量のデータに網羅的に適用することで知識を取り出す技術。DMと略して呼ばれる事もある。通常のデータの扱い方からは想像が及びにくい、ヒューリスティク(heuristic、発見的)な知識獲得が可能であるという期待を含意していることが多い。英語ではknowledge-discovery in databases(データベースからの知識発見)の頭文字をとってKDDとも呼ばれる。」
「明示されておらず今まで知られていなかったが、役立つ可能性があり、かつ、自明でない情報をデータから抽出すること」
「データの巨大集合やデータベースから有用な情報を抽出する技術体系」
うーん、コンピュータが大量データを処理して何か新しいパターンとか仲間を見つけてくれるってことかな・・・ それを「データの採鉱」とよぶわけか。自分で考える人工知能ってことかも? 済みません、やっぱりよく分かりませんが、なにやら素晴らしい手法のようです
続いて、説明文にあった「バイオインフォマティクス」を調べると・・・
「バイオインフォマティクス(英語:bioinformatics)とは、計算機科学の技術を応用して生物学の問題を解こうとする学問である。生物情報科学とも訳される。
主な研究対象分野に、遺伝子予測、遺伝子機能予測、遺伝子分類、配列アラインメント、ゲノムアセンブリ、タンパク質構造アラインメント、タンパク質構造予測、遺伝子発現解析、タンパク質間相互作用の予測、進化のモデリングなどがある。
近年多くの生物を対象に実施されているゲノムプロジェクトによって大量の情報が得られる一方、それらの情報から生物学的な意味を抽出することが困難であることが広く認識されるようになり、バイオインフォマティクスの重要性が注目されている。」
おう、これと合わせて読むと「データマイニング」の意味も少しはわかってきますね!
最近、DNAの配列(遺伝子情報)がどんどん解析されて、莫大なデータが蓄積されてきたけど、莫大すぎて人間の知能ではその情報を処理することが出来なくなっちゃった。そこで、計算機に助けてもらいましょうってことだね。
・・・などと立場上は分かった振りをしておこう。
詳しくは、会場にて!
今回はどのくらいの方がいらっしゃるのか、ちょっと見当がつかないのです困ってます。
また、このブログとツイッターで5時頃から会場の混雑状況を実況しますので、参考にして下さい。
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サイエンスカフェin静岡 第70話
2012年11月22日(木)
ポストゲノム時代のデータマイニング
石原顕紀 静岡大学理学部生物科学科
☆会場:B-nest 静岡市産学交流センター(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル6階)
地図はこちら→ http://www.b-nest.jp/map.html
セノバの向かい側、御幸町図書館の入っているビルです。
☆時間:18時〜19時半(開場17時)
17時半ごろから数学科の先生監修による「数学パズル」もやってます!
☆入場無料(無料なのに、なんと茶菓子と飲み物付きですよ。)
☆事前申込不要 直接会場へおいで下さい。
ただし、定員150名を越えた場合は入場出来ないことがあります。
このため,余分な席取りはお断りしておりますのでご了承ください。
当日の参加状況は当ブログとツイッター にて17時半頃から実況します。
ツイッターのアカウントは → https://twitter.com/SciCafeShizuoka
★参加対象 聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者も増えてきました。「科学」と「科学者」に興味を持ってくれて,他のお客様の迷惑にならないように静かに聞いて下さるお子さんは「未来の科学者」として大歓迎です!
Posted by 元サカ at
16:28
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