来週、2月21日(木)のサイエンスカフェin静岡は依岡輝幸准教授(静岡大学理学部数学科)による「連続体仮説の過去・現在・未来」です。
「実数はいくつあるのか?」という素朴な疑問から誕生した連続体仮説は数学の公理系から証明も反証もできません。一体どういうことでしょうか? 対角線論法、不完全性定理、強制法など盛りだくさんの内容をお届けします。
依岡先生はサイエンスカフェin静岡の3代目店長で、いまもスタッフとしてカフェの運営に参画しています。会場でお会いになった方も多いと思います。生粋の関西人なので、お話を聞けば直ぐに分かりますしね
神戸大学で博士課程を終えられた後、2年で静大の講師に着任しました。その2年後には31歳の若さで准教授に昇任しています。その間、日本数学会賞建部賢弘賞奨励賞(2006年度)を受賞するなど、大活躍中の若手数学者です。
非常にお若いので、始めてお会いしたときは小山先生(初代店長)の研究室の学生さんと勘違いしてしまいました。学生にしては随分と偉そうだなと思っていたのですが、実際に偉かったというオチ
以前、ちょっとだけ専門のお話をうかがったことがあるのですが、無限にあるものをどうやって数え上げるのか、とかなんとか…
わたしに解説できるわけがありませんでギブアップ致します。どうぞ、会場にお越し下さい。
数学のカフェはの小山晃教授による第50話「次元って何? -数学者はどのように次元を決めるか-」以来です。平成23年3月でしたから、ほぼ2年ぶりになりますね。数学パズルの人気でも分かるように静岡には熱心な数学ファンが多いようです。数学のカフェは難しいと思うのですが、前回も140名の皆さんにご来場頂きました。今回も混み合うかもしれませんので、お早めにご来場下さいますようお願い致します。前回同様、150名までで札止めです。18時開演ですが、17時頃には開場いたします。
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サイエンスカフェin静岡 第73話
2013年2月21日(木)
依岡輝幸准教授(静岡大学理学部数学科)
連続体仮説の過去・現在・未来
☆会場:B-nest 静岡市産学交流センター(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル6階)
地図はこちら→
http://www.b-nest.jp/map.html
セノバの向かい側、御幸町図書館の入っているビルです。
☆時間:18時〜19時半(開場17時)
17時半ごろから数学科の先生監修による「数学パズル」もやってます!
☆入場無料(無料なのに、なんと茶菓子と飲み物付きですよ。)
☆事前申込不要 直接会場へおいで下さい。
ただし、定員150名を越えた場合は安全上の問題があるため入場をお断りしています。
このため,余分な席取りはお断りしておりますのでご了承ください。
当日の参加状況は当ブログとツイッター にて17時半頃から実況します。
ツイッターのアカウントは →
https://twitter.com/SciCafeShizuoka
★参加対象 聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者も増えてきました。「科学」と「科学者」に興味を持ってくれて,他のお客様の迷惑にならないように静かに聞いて下さるお子さんは「未来の科学者」として大歓迎です!