サイエンスカフェin静岡、次シーズン(第14期/第64話〜第68話)のラインナップが決まりました。
最先端の宇宙論である超弦理論、新規なエネルギー源(地下の細菌と藻)、静岡の地震、人工的な酵素の話と、今回も多彩な話題を用意しました。
聴衆として高校生程度〜シニア層を想定していますが、最近は小中学生の参加者も増えてきました。内容は理解できなくても「科学」の雰囲気を感じたり、実際に研究している「科学者」を見てもらうことは出来ると思います。皆さん、お気軽にご参加下さい。
☆会場:B-nest 静岡市産学交流センター(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサートビル6階)
地図はこちら→クリック
☆時間:18時〜19時半(開場17時)
17時半ごろから数学科の先生監修による「数学パズル」もやってます!
☆入場無料(茶菓子・飲み物をサービスします)
☆事前申込不要 直接会場へおいで下さい
ただし、定員150名を越えた場合は入場出来ないことがあります
5月24日(木)
超弦理論で解き明かす宇宙誕生の謎
土屋麻人(静岡大学理学部物理学科)
宇宙はどのように始まったのか。私達はなぜ3次元の空間に住んでいるのか。
みなさんが抱くこうした素朴な疑問に答えるために、ものの最小単位を「弦(ひも)」とする超弦理論でビッグバン以前の宇宙を探ります。
画像:NASA / WMAP Science Team
6月21日(木)
静岡流!! 自然エネルギーの地産地消
木村浩之(静岡大学理学部地球科学科)
静岡県中西部は付加帯という厚い堆積層からなり、その地下深部にはメタンや水素ガスを生成する有益な細菌がたくさん生息しています。
このような地下圏の微生物を利用した新規のエネルギー生産について、地球科学と微生物学の観点からお話します。
7月19日(木)
静岡平野における津波堆積物の調査
北村晃寿(静岡大学理学部地球科学科)
東北地方太平洋沖地震を教訓に、私は、静岡平野の地層に残された「津波堆積物」から、静岡を襲った“最大クラスの津波”の「規模」や「発生した時代」を調べています。
これまでに分かったことをお話します。
8月23日(木)
バイオ燃料は世界を救う?
粟井光一郎(静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点)
昨今のエネルギー問題、地球温暖化問題から循環型エネルギーに注目が集まっています。そのひとつであるバイオ燃料は有力な解決策となりえるのか。
藻類を用いたバイオディーゼル生産の基礎研究の観点から、その夢と現実について議論します。
9月27日(木)
酵素を人工的に“進化”させる
河原崎泰昌(静岡県立大学食品栄養科学部)
酵素は体内で消化吸収などに関わっていますが、食品加工などの産業用途にも広く使われます。
最近、酵素を実験室内で “進化”させ、特定の産業用途に適した“新種”を創れるようになってきましたので、技術的な側面から紹介したいと思います。
Posted by 元サカ at
00:12
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発表されておりました. サイエンスカフェin静岡、第14シーズン:5月からの予定(サイエンスカフェin静岡(ブログ支店))
【話題】サイエンスカフェin静岡 5月からの予定が【Science and Communication】at 2012年04月17日 05:27