先月、11月22日(木)のサイエンスカフェin静岡は、
静岡大学理学部生物科学科の石原顕紀先生による
「ポストゲノム時代のデータマイニング」でした。この会で第70回目、ついに「古稀」です
今回のアンケート集計結果の抜粋です。
公式ページには頂いたご意見などもくわしく載せています。 →
http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/news/20121207.01.pdf
■ご来店者数 88名 (男性:67名 女性:20名 不明:1名)
■初めての来店者数 17名 複数回の来店者数 71名
■職業別参加者人数
会社員:19 公務員:3 教 員: 7 自営業:5
主 婦:10 小学生:2 中学生: 4 高校生:9
大学生: 4 不 明:6 その他:19
■年齢別参加者人数
10歳以下:2 10代:14 20代: 5 30代:11
40代: 7 50代:13 60代:21 70代: 4
80代: 2 不 明: 9
■住所別参加者人数
葵 区:20 駿河区:27 清水区:24 焼津市:4
藤枝市: 2 島田市: 1 掛川市: 1 富士市:3
富士宮市:1 三島市: 1 不 明: 4
今回は「ポストゲノム時代のデータマイニング」という先端的な研究の話題で、難しかったというご感想も多かったです。
しかし、山中先生がiPS細胞を作るにあたって、実はこの技術が使われていたなど、非常に興味深いお話でした。
ダイジェスト版にもそのあたりの話が出てきますので、覗いてみて下さい。ダイジェスト版はこちらです →
http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/news/20121207.02.pdf
これは石原先生が実際に研究に使っているDNAマイクロアレイ(DNAチップ)。この上に数万個のDNA断片が乗っており、多くの遺伝子の解析が短時間で行えるそうです。しかし、それでは情報が多すぎて手に負えない。そこで登場するのがデータマイニングの手法というわけです。
最後は恒例の記念品、サイエンスカフェの特製タンブラーを贈呈しました。
このタンブラー作成は現店長の阪東さんの発案です。サイエンスカフェin静岡に10回ご来場頂いた皆さんにはもれなく無料で贈呈中!
詳しくは会場で説明していますので、スタッフにお問い合わせ下さい。
タンブラーのデザインはカフェのポスターもお願いしている中島奈緒美さん(ライティングオフィスICHICO☆)。カップから科学の夢が広がるイメージです。
タンブラーとしての利用の他、本棚のアクセントにも最適(笑)
追記:今回は「ミニ元素展」としてビスマスの結晶を展示しました。
縁あって石華工匠様(
http://www.cyclicblue.com/c3b/)からご提供頂いたサンプルです。
虹色の光沢(表面酸化膜の光の回折による構造色)が素晴らしく、大人気でした!
機会があったら、「ミニ元素展」も続けてみたいと思います。